ワンちゃんの健康維持に気を付ける8つのこと
健康維持に欠かせない食事や水、愛犬の生活環境、運動不足やストレスを溜めないためにもお散歩は欠かせませんね。定期的なシャンプーや日々のブラッシング
そして、コミュニケーションにもつながるマッサージなどです。
健康維持に欠かせない食事や水
ドッグフードは、犬にとって必要な栄養がバランス良く作られ、犬の食事には、最も適しています。しかし、注意が必要なのは栄養のバランスだけではありません。酸化していないか?食品添加物は入っているか?なども犬の健康にとっては重要です。
信頼できる製品を選ぶ為に情報収集も飼い主さんの愛情といえますね。
製造年月日や消費期限
ドライフードなら、成るべく小さな袋を選んで空気に触れない様にして開封をしたら、早めに消費をするように心がけましょう。
添加物の種類
例えば、添加物の酸化防止剤には、クエン酸やローズマリー抽出物等の自然派成分や、BHA、BHT等の合成酸化防止剤が使われています。
ペットフードには、これらの添加物の表示義務がありますので、ラベルをチェックして、どんな添加物が使用されているかを選ぶ基準にされてはいかがでしょう。
原材料の品質
犬も人と一緒。栄養がちゃんと詰まった安全な食事が大切です。原材料はメーカーのHPなどで情報公開しているか、又は信頼のおける専門家からの口コミ情報などを参考にしてみてはいかがでしょう。
飲み水の量と質
ドライフードを食べている仔の飲水量の目安は体重1kgにつき、1日100ml以上の水を飲む場合は飲み過ぎかもしれません。予め500mlのペットボトルに100mlずつメモリを付けておくことでどのくらい飲んでいるのか判断が出来ます。
動物は、自ら食事を選んで作ることは出来ません。いつまでも元気で一緒に過ごせるように、食事や飲み水に気を配って欲しいと思います。
生活環境
主に室内犬にいえることですが、フローリングを日々歩いている場合、関節痛を引き起こしやすいといわれています。毎日の散歩中に歩き方をチェックし異変がないか確認しましょう。
他にも、衛生面であったり、居心地の良さなど、犬の気持ちになって配慮してあげましょう。
例えば、匂い。犬の嗅覚は、臭いの種類にもよりますが人の1億倍ともいわれています。現在の日本では芳香剤や柔軟剤など、住まいの中に化学的な匂いが溢れています。このような香りを嗅ぐ=化学物質を体内に取り込むのと同じで、人でも体調を壊したりする場合もあります。
「犬の臭いが気になるから。」という方は匂いを足すのではなく、臭いを減らすことで対策をしてみては?
ワンポイント・アドバイス
匂いのきついシャンプーやシャンプー後のペット用香水の匂いを嫌がってる仔も居ます。動物達は人間よりも嗅覚が優れているので、ベッドやお布団、シャンプーの洗浄の際には無香料などの匂いの少ないものをオススメします。
お散歩
散歩の大きな目的の一つが運動であることは間違いありません。もともと自然界では、餌を求めて走り回っているので、家にばかりいると運動不足になってしまいます。
散歩による運動は、肥満の予防とそれによる糖尿病や関節炎などのリスクを減らしてくれるだけでなく、ストレス発散のためにも大切なのです。また、同時に飼い主さんとのコミュニケーションの機会でもあります。犬は飼い主さんと一緒にお出かけすることが嬉しいのです。スマホを片手にお散歩をしているという飼い主さんは、愛犬とのお散歩の時間にはきちんとコミュニケーションを取るようにしましょう。
シャンプー&ブラッシング
室内で暮らす犬の場合は、被毛がよごれていないように見ますよね。
でも実は、散歩などで見えないよごれが付着しています。よごれがたまっていくと、犬から悪臭がしてしまいますので、常に清潔にしてあげてください。犬のシャンプーは、ダニやノミの予防にもなります。犬を病気にさせないようにするためにも、定期的にシャンプーで犬を洗ってあげましょう。
犬の皮膚は人間の赤ちゃんの皮膚より薄くとてもデリケートといわれています。全身が毛で覆われていることで、皮膚を守る役割もあります。
犬種にもよりますが、ブラッシングには汚れを落とすだけでなく、毛のもつれを取り除くことで通気性が良くなり皮膚が蒸れるのを抑えます。
意識をすべきはヘアケア(被毛)よりもスキンケアで、犬の健康を支えて下さい。
マッサージでスキンシップ
しっかりと体全体を触り、チェックすることが大事です。犬は人に比べ身長が低く、いつも飼い主を見上げていますから首や肩が凝っています。マッサージは、犬とのスキンシップで信頼関係も築けますし、またマッサージをする飼い主側にも穏やかになれる効果もありますね。実際に体全体を触ってみて、しこりや出血がないかなど異常が無いか隅々まで確認してくださいね。
お話を伺ったのは 村上貴子先生
犬の保育園 DOGFUNNY園長
犬の訓練士
育成ホリスティックケア
アニマルコミュニケーション
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